リンデンリヴリア（1993年生、母アーリントンシチー）

リンデンリヴリア（1993年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリヴリア（当時11歳）と交配したアーリントンシチーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月27日、デビュー戦は藤井正輝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた3戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオースミサツキに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月6日、中1週で迎えた5戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の端午賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったゼンノベローチェに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンツサイレンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松永昌博騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松永昌博騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松永昌博騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松永昌博騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松永昌博騎手（12戦1勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4歳（1997年）

3月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松永昌博騎手（13戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた18戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1600m 雨/良）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた20戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。