サンライズアース（2021年生、母シャンドランジュ）

サンライズアース（2021年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+地球」。毛色は栗毛。種牡馬のレイデオロ（当時7歳）と交配したシャンドランジュが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2025年の阪神大賞典(G2)に勝利した他、2025年の京都大賞典(G2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ライフハウスによって4,950万円で落札された。

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月22日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のヴィスマールを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ライフハウスによって4,950万円で落札された。

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

12月28日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての17番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2024年）

2月24日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジューンテイクに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

4月14日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦2勝）。17頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4歳（2025年）

1月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、ハンデG2の日経新春杯（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの早春ステークス（東京芝2400m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、伸びてきたマイネルカンパーナ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月23日、中5週で迎えた7戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマコトヴェリーキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を手にした。

5月4日、中5週で迎えた8戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月5日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ディープモンスターに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月30日、中7週で迎えた10戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。17頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。