アラベラ（2022年生、母イサベル）

Arabella

2022.04.23

アラベラ（2022年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したイサベルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月23日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2025年）

3月23日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず最後はロネットと並んで9着同着となった。

5月11日、中6週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた16頭をごぼう抜きし、最後は2着のサラダに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月21日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキーパフォーマーにハナ差届かず2着に惜敗した。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマディソンガールをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。