ケイアイパンチ（2002年生、母スイートマジョラム）

Keiai Punch

2002.02.09

ケイアイパンチ（2002年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時12歳）と交配したスイートマジョラムが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田 一夫。戦績は、地方8戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のブライトフラワー賞。

経歴

デビュー前

三橋三吉厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2005年）

5月4日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオートルージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンタマリアシチーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。

6月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったヒカルアスリートに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

9月28日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、コスモスタッドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月2日、中4週で迎えた6戦目は、さいか屋賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフリートウインドに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ミサトキャシャーンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。