アップチェリー（2020年生、母ペルルフィーヌ）

Up Cherry

2020.05.22

アップチェリー（2020年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「上る+さくらんぼ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時7歳）と交配したペルルフィーヌが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏服部牧場。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月5日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

8月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。18着に終わった。

2022年9月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月4日、中4週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた3戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の3代目かどや記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本弘隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の枇杷賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本弘隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本弘隆騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の久保大海☆今年もお世話になりました記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本弘隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月22日、中0週で迎えた9戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本弘隆騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラッキーオスカルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月11日、中2週で迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。