スガノナイナー（2005年生、母スガノハギ）

スガノナイナー（2005年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時20歳）と交配したスガノハギが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は白井吉美。戦績は、中央平地11戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井吉美から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、菅原光太郎によって598.5万円で落札された。

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月9日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

4月12日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のショウナンカザンに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月25日、中5週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた7戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

11月28日、中9週で迎えた12戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、カトレヤ特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のクリスマスハンデ特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4歳（2009年）

2月24日、中8週で迎えた14戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた15戦目は、桜草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた16戦目は、新緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、行田・足袋のまち賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。