カンタベリーサクラ（2010年生、母ゴールデングリン）

カンタベリーサクラ（2010年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋サクラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームスプレッド（当時12歳）と交配したゴールデングリンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高藤茂。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月30日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた5戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2013年）

1月14日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

5月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のハタノゼーレに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた12戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、門別競馬場夏のケイバまつり賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、みゆき通り賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた19戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた20戦目は、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた23戦目は、幌満峡賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた25戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。