マインツァー（2020年生、母コスモマクスウェル）

マインツァー（2020年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時13歳）と交配したコスモマクスウェルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ブルースターズファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月28日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月31日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイルマティックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦のはちさん誕生日記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレッツプロミスに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月6日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の廻芽くる毎日プリティ杯（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウインプリームスに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

藤ヶ崎一人厩舎（愛知）へ入厩。

11月16日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。