ビートルブロウ（1992年生、母フルアテンション）

ビートルブロウ（1992年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時11歳）と交配したフルアテンションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

7月23日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月30日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったヤングエブロスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3歳（1995年）

1月8日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したブイゾーンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

1月28日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のステンレスダンサーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月25日、中2週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の雪割草特別（京都芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月2日、中6週で迎えた8戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（中京(地)ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた10戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノトーヤに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月29日、中3週で迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴォイスメッセージからクビ差の2着に惜敗した。

12月21日、中2週で迎えた12戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1996年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、南天特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた14戦目は、C2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月23日、約6か月の休み明けで迎えた15戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月3日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般C4ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユーキテキに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月11日、中2週で迎えた18戦目は、C4イ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテンパレートキングに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1997年）

8月8日、約10か月の休養明けで迎えた19戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、はまゆう特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。