サブアトミック（2022年生、母エレメンツ）

サブアトミック（2022年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「原子構成要素の。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Year's Day（当時11歳）と交配したエレメンツが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月14日、中8週で迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2025年）

1月25日、中5週で迎えた4戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のアイアンソリッドを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月17日、中8週で迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた10戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

11月7日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、UMATENA新メンバー募集プロジェクト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。