モエレコナン（2007年生、母モリノーシーズ）

経歴

デビュー前

3歳（2010年）

2月12日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のガイアクローバーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィオラマイアスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のシャインガールに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシャインガールに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月19日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本直哉騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャッチドリーマーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月14日、中3週で迎えた8戦目は、爽秋特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で橋本直哉騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5歳（2012年）

7月18日、約22か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で橋本直哉騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で橋本直哉騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したアールテンダネスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で橋本直哉騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったノーザンペガサスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で橋本直哉騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネスウィートを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切ってファンの支持に応えた。

10月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で橋本直哉騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、グリーンチャンネル地方競馬中継賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で橋本直哉騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、彩の夢味牛賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で橋本直哉騎手（14戦6勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。