ファインスマイル（2004年生、母ルビアノビューティ）

ファインスマイル（2004年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素晴らしい＋微笑み」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時12歳）と交配したルビアノビューティが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2八。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナヴィズベルコットに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月23日、中3週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-11 12（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ミヤノゼウスに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

7月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、トワイライト・グローリア賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた12戦目は、トワイライト・ファイナル賞2（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

10月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 11（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

11月27日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2八（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバトルヤヘイをアタマ差振り切って雨下の激戦を制した。

12月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2三（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5歳（2009年）

1月16日、中3週で迎えた18戦目は、花のまち鴻巣賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた23戦目は、行田・古代蓮の里賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（15戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（16戦2勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた26戦目は、3歳C3二三（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（18戦2勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。