タマモシリウス（2020年生、母タマモルミエール）

Tamamo Sirius

2020.05.06

タマモシリウス（2020年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+シリウス星」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したタマモルミエールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月1日、デビュー戦は大久保友雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は534kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2023年5月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカホウハネテマテに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい最後はメイショウフウカと並んで3着同着となった。

12月19日、中2週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグアナバラを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、クロッカス賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグッドハビッツに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。