ニホンピロキキ（2002年生、母ニホンピロスイート）

ニホンピロキキ（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋『魔女の宅急便』の主人公名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時9歳）と交配したニホンピロスイートが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D3四。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月22日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月4日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4歳（2006年）

2月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D6二（姫路ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤晋一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤晋一騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤晋一騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケンブリッジスターに交わされて1馬身差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤晋一騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤晋一騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコメットボーイに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤晋一騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上D2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（11戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤晋一騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤晋一騎手（14戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤晋一騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた29戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（16戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（17戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（18戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤晋一騎手（19戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤晋一騎手（20戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤晋一騎手（21戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤晋一騎手（22戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤晋一騎手（23戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤晋一騎手（24戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。