インデポジット（1995年生、母タイムデポジット）

In Deposit

1995.04.20

インデポジット（1995年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のNureyev（当時18歳）と交配したタイムデポジットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

3歳（1998年）

1月24日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月14日、中6週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/重）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、レオリュウホウに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったアンテリージェに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったツキノコトブキにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月27日、中5週で迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。