ドリームビスティー（2007年生、母アスコットビコー）

ドリームビスティー（2007年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夢＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したアスコットビコーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

8月4日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は421kg。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカーネルヘイズに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のベイサイドスター特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月12日、中6週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3歳（2010年）

2月7日、中7週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駒鳥特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、カペラ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。