ダイワブレーブ（2010年生、母シークレットルーム）

ダイワブレーブ（2010年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時15歳）と交配したシークレットルームが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、大城敬三によって3,255万円で落札された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

6月3日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月21日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2013年）

3月24日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

12月27日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2014年）

12月31日、約12か月半の休み明けで迎えた6戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

5歳（2015年）

1月20日、中2週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一十二（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた9戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたプリティネージュ決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月22日、中4週で迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。