クイーンチェリー（1992年生、母ダイワルーラー）

Queen Cherry

1992.03.16

クイーンチェリー（1992年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時14歳）と交配したダイワルーラーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月18日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月25日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3歳（1995年）

8月12日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

10月21日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は西園正都騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。