イーストフォンテン（1999年生、母アズマグリーマー）

イーストフォンテン（1999年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアレアズマ（当時10歳）と交配したアズマグリーマーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、中央障害3戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月10日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2002年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るストロングレガリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月31日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

11月9日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた11戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月18日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（7戦1勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

5歳（2004年）

1月24日、中5週で迎えた15戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月11日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月20日、中9週で迎えた18戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月2日、中5週で迎えた19戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンプレストンをクビ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。

8月23日、中0週で迎えた21戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、はづき賞（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。