パドゥバスク（2016年生、母アドマイヤセレッソ）

パドゥバスク（2016年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バレエのステップの一つ。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時9歳）と交配したアドマイヤセレッソが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大江牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2七。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。

3月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、6着を確保した。

6月8日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月12日、中8週で迎えた5戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の馬いぃ八幡平マッシュルーム賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカラスミヤビに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエルポデールにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はヴェルサイユコートと並んで2着同着となった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2020年）

4月5日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山本政聡騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のラルゴスパーダをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本政聡騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で山本政聡騎手（13戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のアルファルミナスをアタマ差振り切って制した。