ペリプルス（2020年生、母マイネリベルタス）

ペリプルス（2020年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「航海記(ラテン語)。母名、父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時11歳）と交配したマイネリベルタスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月27日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

3歳（2023年）

1月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

1月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヤングローゼスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月2日、中9週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの山吹賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月1日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月3日、中7週で迎えた10戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で柴田大知騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で柴田大知騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの萬代橋特別（新潟芝2400m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2024年）

1月13日、中8週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず13着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた15戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた16戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの筑紫特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた17戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラスの燧ヶ岳特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。