ヒデチャンフェイス（2019年生、母サトノフォワード）

ヒデチャンフェイス（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名愛称+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したサトノフォワードが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松本信行。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本信行から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、STレーシングによって1,155万円で落札された。

四位洋文厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

3歳（2022年）

3月19日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

5月4日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアマリリス賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

6月9日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、カシノプルタオルネに半馬身交わされて2着となった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた5戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のハシルショウグンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月20日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったレッツゴーアスクに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、C3一4歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。