ヌノビキテンリュウ（1994年生、母セントラルカズリナ）

ヌノビキテンリュウ（1994年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のルション（当時13歳）と交配したセントラルカズリナが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

7月14日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

9月8日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメトロリュウハクを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿元嘉和騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿元嘉和騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（1997年）

5月31日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿元嘉和騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の胡蝶蘭賞（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿元嘉和騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿元嘉和騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月13日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿元嘉和騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた12戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1998年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた16戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた17戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた20戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた21戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。