ユウチカラ（2005年生、母タニノピアス）

U Chikara

2005.05.01

ユウチカラ（2005年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力」。毛色は青毛。種牡馬のロサード（当時9歳）と交配したタニノピアスが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって420万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月1日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

3歳（2008年）

2月2日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月25日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月7日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。