ヘウレーカ(2012年生、母ジュメイラジョアン)

Heureka

2012.02.02

ヘウレーカ(2012年2月2日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「『みつけたぞ』アルキメデスが浮力の原理を発見した時に叫んだ言葉」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク(当時17歳)と交配したジュメイラジョアンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(株)タイヘイ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、池谷誠一によって1,522.5万円で落札された。

本間忍厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2014年)

7月19日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬福島芝1800m 雨/稍重)に出走。馬体重は492kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入った。

9月14日、中7週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利新潟ダート1800m 雨/重)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳(2015年)

6月10日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、3歳川崎ダート1400m 晴/稍重)に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のテイキットイージーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のタカラシークレットに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月18日、中6週で迎えた5戦目は、3歳戦のサードニックスフラワー賞川崎ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で田中涼騎手(2戦2勝)。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のリンドウ賞浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で田中涼騎手(3戦2勝)。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳(2016年)

8月21日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C2三四川崎ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で田中涼騎手(4戦2勝)。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。