リスレツィオ（2020年生、母サマーソルスティス）

リスレツィオ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したサマーソルスティスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。2023年のひまわり賞(牝M1)で3着に入った他、2023年のイーハトーブマイル(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、熊谷貴之によって330万円で落札された。

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

7月20日、デビュー戦は山本咲希到騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月6日、中6週で迎えた2戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のポロシリ生活館落成賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月20日、中5週で迎えた5戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルドヴィカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサンカプリスに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月2日、中2週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のツアーモデルに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマツリダワールドに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳M1のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳M3のイーハトーブマイル（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた13戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた15戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた16戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた18戦目は、ダーレージャパン特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4歳（2024年）

4月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた20戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、桜並木賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。