イブキマカラテン（1990年生、母ヤグラエリナー）

イブキマカラテン（1990年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシービークロス（当時15歳）と交配したヤグラエリナーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、中央障害1戦0勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月6日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモビーディックを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた8戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊中特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月23日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1994年）

4月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた11戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。