ヴィンセンシオ（2022年生、母シーリア）

Vincentio

2022.02.06

ヴィンセンシオ（2022年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「戯曲の登場人物名。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したシーリアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 3戦2勝 [2-0-0-1/3]
• 総賞金 国内: 1,815万円
• 生年月日: 2022年2月6日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 黒鹿毛
• 厩舎: 森一誠 美浦
• 馬主: (有) キャロットファーム
• 生産者: ノーザンファーム

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: クビ

ベストレース

• レース名: 弥生賞
• 日付/馬齢: 2025年3月9日/3歳
• コース: 中山芝2000m 右
• 着順: 2着
• オッズ/人気: 4.5倍/2番人気
• 馬番/頭数: 3番/14頭
• 天候: 晴 12.5℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/稍遅
• レースラップ: 平均=12.0/ラスト=12.7
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 1-1-2-2
• 馬体重 増減: 516kg +10
• 出走間隔: 約3か月半の休養明け
• 騎手 斤量: C.ルメール 57.0kg

血統

概要

母のシーリアは中央2勝（小倉芝[1800m],阪神芝[1800m]）。祖母のシーザリオは中央G1・1勝（東京芝[2400m]）、海外G1・1勝（米国芝[2012m]）。曾祖母のキロフプリミエールは海外重賞1勝（米国芝）。父のリアルスティールは海外G1・1勝（唖国芝[1800m]）。

5代血統表

父の父 ディープインパクト 2002 （JPN）		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		ウインドインハーヘア 1991 （IRE）	Alzao	Lyphard
				Lady Rebecca
父 リアルスティール 2012 （JPN）			Burghclere	Busted
				Highclere
		Storm Cat 1983 （USA）	Storm Bird	Northern Dancer
				South Ocean
父の母 ラヴズオンリーミー 2006 （USA）			Terlingua	Secretariat
				Crimson Saint
		Monevassia 1994 （USA）	Mr. Prospector	Raise a Native
				Gold Digger
			Miesque	Nureyev
				Pasadoble
母の父 キングカメハメハ 2001 （JPN）		Kingmambo 1990 （USA）	Mr. Prospector	Raise a Native
				Gold Digger
			Miesque	Nureyev
				Pasadoble
		マンファス 1991 （IRE）	ラストタイクーン	トライマイベスト
				Mill Princess
母 シーリア 2015 （JPN）			Pilot Bird	Blakeney
				The Dancer
		スペシャルウィーク 1995 （JPN）	サンデーサイレンス	Halo
				Wishing Well
母の母 シーザリオ 2002 （JPN）			キャンペンガール	マルゼンスキー
				レデイーシラオキ
		キロフプリミエール 1990 （GB）	Sadler's Wells	Northern Dancer
				Fairy Bridge
			Querida	Habitat
				Principia

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 16-a

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2025/03/09 中山	芝2000m 稍 晴	弥生賞 G2	ファウストラーゼン 0.0	2 / 14	3枠 3番	C.ルメール	57kg	4.5	2人	1-1-2-2	36.9 / 35.9	516	+10
2024/11/30 中山	芝2000m 良 晴	葉牡丹賞 1勝クラス	(ゲルチュタール) 0.0	1 / 12	2枠 2番	W.ビュイック	56kg	5.5	3人	6-6-6-6	34.7 / 34.9	506	+14
2024/08/31 新潟	芝2000m 良 曇	2歳新馬	(キャピタルリッチ) 0.0	1 / 7	6枠 6番	C.ルメール	55kg	1.4	1人	2-2-2-2	35.2 / 39.7	492

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

森一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月31日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキャピタルリッチをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゲルチュタールをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

3歳（2025年）

3月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファウストラーゼンにクビ差届かず2着に甘んじた。