ウインソリスト（2003年生、母ゴールドウインク）

ウインソリスト（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋バレエのソロを踊る踊り手（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時6歳）と交配したゴールドウインクが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、野島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、ティーエムインターナショナルによって1,312.5万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

6月26日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったシュトラウスにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

6月3日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月15日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。