モズトキキ（2021年生、母モズジャカランダ）

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトレンシャリーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月15日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3歳（2024年）

1月20日、中8週で迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、逃げるロードトレゾールを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のブルボンクイーンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

4月13日、中7週で迎えた7戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアスティスプマンテに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳G3の葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は亀田温心騎手（2戦1勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

7月7日、中5週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月11日、中4週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの知多特別（中京芝1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたランドオブラヴ決め手に屈してアタマ差の2着となった。