パワーマン（1996年生、母ホーエイヒロサチ）

パワーマン（1996年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のビソウサウス（当時6歳）と交配したホーエイヒロサチが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。戦績は、地方33戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

山下清春厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

6月23日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、マルケントップに半馬身交わされて2着となった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、リードセイコに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリュウアヤメに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のトキワノチーフをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

11月27日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3歳（1999年）

9月16日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシンセイフレンドにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたユメノナキリ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月25日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウアヤメを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた17戦目は、戸高淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアから7馬身差の2着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸高淳一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月21日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、城内普一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で城内普一騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で城内普一騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイヴシーンから5馬身差の2着となった。

7月29日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で城内普一騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハニーウィンから約20馬身差の2着となった。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で城内普一騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で城内普一騎手（5戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた25戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は城内普一騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城内普一騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で城内普一騎手（8戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた29戦目は、世良澄衛騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は城内普一騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は世良澄衛騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/不良）に出走。鞍上は城内普一騎手（10戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。