マルイイチジヨウ（1987年生、母アジヤンタクイン）

マルイイチジヨウ（1987年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のエルソプラノ（当時7歳）と交配したアジヤンタクインが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は廿日岩寿美。戦績は、地方20戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の鳳仙花特別(C)。

経歴

デビュー前

千島一巳厩舎（中津）へ入厩。

2歳（1989年）

4月25日、デビュー戦は村上正和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセラミツクボーイをハナ差制して初白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコオトウザイから2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアレツポテイオーに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセラミツクボーイから半馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のアラブ3才争覇（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上正和騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のオーロラ特別（札幌(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上正和騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノボールドに1馬身の差をつけて制した。

9月5日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のサンシャイン特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上正和騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニミネフジをクビ差制して4勝目を手にした。

10月26日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上正和騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、2歳戦の霜月特別（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村上正和騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1990年）

5月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳（帯広ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で村上正和騎手（9戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドウウエルボーイに1馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

4歳（1991年）

4月10日、約11か月の休み明けで迎えた11戦目は、ゆきやなぎ賞（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上正和騎手（10戦5勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1992年）

4月15日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、福寿草特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上正和騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた13戦目は、水仙特別（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上正和騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、若竹特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で村上正和騎手（13戦5勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、のいちご特別（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で村上正和騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、鳳仙花特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で村上正和騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアスタークロスに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

6月25日、中3週で迎えた17戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、すみれ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、グラジオラス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手（16戦6勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、べにばな特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（17戦6勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1993年）

6月10日、約10か月半の休み明けで迎えた20戦目は、千島英之騎手を鞍上に迎えて、芝桜特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。