アプルオブマイアイ（1989年生、母ノスタルケート）

アプルオブマイアイ（1989年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時16歳）と交配したノスタルケートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道秀男。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

4月25日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったリリパットクインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スイートビビアンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノキルターを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷内秀夫騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、5着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷内秀夫騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。