サランウベ（1984年生、母インターネレイド）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

6月7日、デビュー戦は岡山定夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったデイジーストリップに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡山定夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイナワードンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡山定夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月17日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、高市圭二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の喜多方特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4歳（1988年）

2月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

7月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホクテンオーカンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサカローマンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手中に収めた。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の小名浜特別（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムイースキーを驚異的な末脚で3/4馬身差し切ってファンの期待に応えた。

9月10日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（1989年）

6月11日、約6か月の休み明けで迎えた15戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の織姫賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。