クリアトラース（1987年生、母ブライトアーチ）

クリアトラース（1987年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサーペンフロ（当時16歳）と交配したブライトアーチが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方10戦0勝。1989年の新潟3歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

7月23日、デビュー戦は鈴木寿騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーワエトランジェを豪脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3歳（1990年）

9月24日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、長月特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、錦秋特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた6戦目は、麒麟山特別（新潟(地)ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1991年）

4月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、若草賞（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、谷川岳特別（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた10戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、初夏特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、夏至特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。