テンクーサファイア（2010年生、母レオフォーレンス）

テンクーサファイア（2010年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時11歳）と交配したレオフォーレンスが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、地方29戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、二風谷ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、寺井文秀によって42万円で落札された。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月10日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は390kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は川島雅人騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3歳（2013年）

5月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた15戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（14戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C4-10（門別ダート1000m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（15戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（16戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-10（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（17戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（18戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（19戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、シズチャンにアタマ差交わされて2着となった。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアンヤトに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月11日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（20戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（21戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアンマーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（22戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（23戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。