ヤクモスバル（2003年生、母ヤクモワイルド）
Yakumo Subaru
2003.05.10
ヤクモスバル（2003年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時12歳）と交配したヤクモワイルドが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、地方13戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。
経歴
デビュー前
鈴木敏一厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（2006年）
3月31日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は515kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。
7月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウリレモンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパラダイスシービーに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
8月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったブライアンオークスにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。
9月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラブアフリートに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。
4歳（2007年）
7月5日、約10か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
5歳（2008年）
2月28日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリコーチッチをハナ差だけ差し切って久方ぶりの一戦を制した。
4月17日、中6週で迎えた8戦目は、一般C3三四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
6歳（2009年）
7月27日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラブアンドグローブを3/4馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。
9月4日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
10月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
11月9日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。
12月16日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。