ミヤビリキシオー（2005年生、母ケイエフペガサス）

ミヤビリキシオー（2005年1月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時8歳）と交配したケイエフペガサスが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の錦秋特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋修から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2007年）

6月12日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったフジキリアルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリンドカッチーを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポインセチア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のフレッシュフェブラリー賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のフォーチュネイト菜の花特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入った。

5月14日、中3週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた15戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

10月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた17戦目は、錦秋特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシナノロッキーに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月15日、中5週で迎えた18戦目は、師走特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2009年）

1月4日、中2週で迎えた19戦目は、宝船特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、探梅特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた21戦目は、春光特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた22戦目は、朧月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた23戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

9月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったディーズミッションに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、シルバーホイップ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた26戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、浦島特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた27戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、砂子特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた28戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。