アンフレシェ（2013年生、母ディアコトミ）

アンフレシェ（2013年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「矢のように、全速力で（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したディアコトミが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月23日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月6日、中5週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3歳（2016年）

1月17日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のカンタベリーマインをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

3月12日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。