ウイングパレス（1987年生、母マツノウイン）

Wing Palace

1987.05.16

ウイングパレス（1987年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時13歳）と交配したマツノウインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は五十嵐 藤夫。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月5日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったバーニングハートにねじ伏せられて8馬身差の2着となった。

11月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。