メイプルプレゼント（2017年生、母パレスレディー）

Maple Present

2017.04.20

メイプルプレゼント（2017年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋贈り物」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時9歳）と交配したパレスレディーが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達 洋生。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、安達洋生から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、節英司によって367.2万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月3日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のフィロスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月21日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（2020年）

1月13日、中2週で迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた6戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

2020年3月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。