トキノタイフーン（1989年生、母フラワーカーペット）

トキノタイフーン（1989年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時6歳）と交配したフラワーカーペットが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカヤノ牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月20日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた2戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ナカトップテイオーにクビ差交わされて2着となった。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったフジノガイカに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のダンディリッジをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

9月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3歳（1992年）

6月27日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北村卓士騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。