スクエアディール（1993年生、母ノーシークレット）

スクエアディール（1993年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したノーシークレットが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

5月18日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月9日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川寛和騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

11月17日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（1997年）

4月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から5kg戻して迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモーガンテイオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。