ジツリキアワシャ（2011年生、母アワシャ）

ジツリキアワシャ（2011年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時10歳）と交配したアワシャが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、沢尾健二によって105万円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2014年）

9月25日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のニシノインペリアルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、二風谷ファミリーランド賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

4歳（2015年）

4月23日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、鬼花火10周年記念賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。