ファンシーアモン（2014年生、母ミスアモン）

ファンシーアモン（2014年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「幻想＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時11歳）と交配したミスアモンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月30日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したゴールドケープにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3歳（2017年）

2月12日、中7週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

5月14日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初也騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月26日、中6週で迎えた11戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月24日、中7週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた12戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したナンヨービーナスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、カトレア特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。