カネショウコマチ（2002年生、母カネショウルビー）

カネショウコマチ（2002年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時12歳）と交配したカネショウルビーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別賢一。戦績は、地方29戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3一二。

経歴

デビュー前

高岩隆厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2004年）

10月16日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた3戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月9日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリュウファーストに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月2日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月14日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（7戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着を確保した。

12月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、若干緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

4歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（11戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月2日、中3週で迎えた18戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったマルゼンブレーブに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（13戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、プランチャーに交わされて2馬身差の2着となった。

5月12日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（15戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のセイエイカイソクをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（17戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（18戦1勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。