エンペラータイム（2015年生、母イタリアンオリーブ）

Emperor Time

2015.04.25

エンペラータイム（2015年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時15歳）と交配したイタリアンオリーブが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。主な勝ち鞍は2017年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フクオカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、フクオカファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって324万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2017年）

6月1日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月8日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るリッカサンサンを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中5週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったケイティーセキトバに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月5日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のナイキアディライト・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3歳（2018年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の神奈川県「電子母子手帳」特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。