テラノクリスタル（2004年生、母スターブライティア）

テラノクリスタル（2004年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時20歳）と交配したスターブライティアが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋耀代。戦績は、地方28戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月22日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るショウセンレディを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわりのまち北竜特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月29日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた6戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の週刊競馬ブック賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた9戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3歳（2007年）

1月18日、中4週で迎えた10戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4歳（2008年）

1月30日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた15戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月17日、中6週で迎えた16戦目は、一般C3三四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパワーラブに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

9月9日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、フジマサレインボーに3/4馬身交わされて2着となった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、スクラムジェットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のヤワタレインボーに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のシャンデリーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（10戦3勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3一二（川崎ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

8月19日、約6か月の休養明けで迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた28戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。