サンエムカレン（2000年生、母サンエムビーナス）

サンエムカレン（2000年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可憐」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時14歳）と交配したサンエムビーナスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C3-1。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月4日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた2戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線ではいいところがなく18着に終わった。

9月21日、中8週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月19日、中7週で迎えた6戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月11日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンサンシャインを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C5-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月7日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮西晃宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセイクリッドオースをクビ差振り切って勝利をモノにする

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮西晃宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮西晃宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C3-1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮西晃宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮西晃宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮西晃宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮西晃宏騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮西晃宏騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で宮西晃宏騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮西晃宏騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮西晃宏騎手（14戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮西晃宏騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で宮西晃宏騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で宮西晃宏騎手（17戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で宮西晃宏騎手（18戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月26日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で宮西晃宏騎手（19戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で宮西晃宏騎手（20戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハンサムボーイを3/4馬身振り切って制した。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で宮西晃宏騎手（21戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。