オリーブティアラ（2016年生、母スティールパス）

オリーブティアラ（2016年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「オリーブの冠」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時15歳）と交配したスティールパスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月6日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

5月5日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のハニーエンパイアに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2020年）

5月31日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2020年10月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。